ジギングでヒットしてくる魚は、大型の青物から小型の根魚まで様々。
さらに、スロージギングでは、基本的にリールのパワーだけで魚を上げてきます。
ファイト中は潮の流れにも乗るので、リールの圧倒的なトルクが必要になります。
スロージギングロッドの選択はもちろん、ベイトリールも専用の製品がベストです。
- グラップラー300HG(シマノ)
- トリウム1500HG(シマノ)
- キャタリナ15H-SJ(ダイワ)
スロージギングリール選び方
- 初心者向けスロージギングリール
- 中級者向けスロージギングリール
- 上級者向けスロージギングリール
- 中深海向けスロージギングリール
- カンパチ向けジギングリール
- キハダマグロ向けジギングリール
- シマノのスロージギングリール
- ダイワのスロージギングリール
スロージギングリールの選び方は、難しいものではありません。
ポイントを抑えれば、誰でも正しい選択ができます。
スロージギング専用リールの必須条件は下記の3点です。
- 堅牢なベイトリール
- 最大ドラグ力7kg以上
- 巻き上げ量が90cm以上
堅牢なベイトリール
スロージギングの専用リールに、スピニングリールは存在しません。
必ず、ベイトリールを使用することになります。
スピニングタックルでスロージギングをすることに、ほとんどメリットがないからです。
- スロージギングを本格的に始めたい
- スロージギングで根魚を釣りたい
とお考えであれば、スロージギング専用タックルの購入を奨励します。
最大ドラグ力7㎏以上
最大ドラグ力は、最低7kg以上は欲しいところ。
スロージギングでは小型回遊魚から大型根魚、大型青物など幅広い魚種が狙えます。
最大ドラグ力が大きければ大きいほど、汎用性が高くなります。
巻き上げ量が90cm以上
ハンドル1回転の巻き上げ量にもこだわってください。
最低でも90cm、できれば95cm以上が理想。
スロージギングは、1ピッチ1ジャークが基本に、ジグを大きく飛ばすこともあります。
また、魚の活性に合わせて、飛ばす幅を小さくすることもあります。
1/2ピッチや1/4ピッチで、ジグの飛ばす幅をコントロールするのが、スロージギングのスタイルです。
スロージギングリールに妥協は厳禁!
スロージギングは、オフショアフィッシングの中でも、大変ハードなジャンルになります。
スロージギングでは、200gを超えるようなジグを、四六時中ゴリゴリ巻き上げます。
シーバスを狙うキャスティングミノーが16~28gくらいだと考えると、その重量感は想像できるはず。
さらに、掛かってくる魚は、極小から特大サイズまで様々!
それを船の真下から巻き上げるには、強靭なギアシステムとギアの質が求められます。
スロージギングリールに求められるスペックは、超一級品のものに限られてしまいます。スロージギングを始めるなら、リールに値段が張ってしまうことは覚悟しましょう。しかし、長期的な目で見れば、必ず値段に応じたメリットがあるので安心してください。
格安のスロージギングリールは大損?
格安のベイトリールはどれくらいの値段を想像しますか?
新品2万円以下で購入できるベイトリールに、スロージギング専用リールはありません。
スロージギングリールに求められる条件は、かなり高いからです。
これらのハードルを満たしているリールは、どれも最新技術を搭載したもの。
当然かもしれませんが、良い機能を搭載したリールは、自然と値段も上がるもの。
スロージギングリールは、値段が高ければ高いほど、その性能は優れています。
2万円を下回るスロジギリールがあれば、先ほど挙げた条件を満たしているか注意してください。1度の使用で、リールのごろつきが出たりします。
最初の1台におすすめの初心者モデル
トリウム1500HG
スロージギング初心者向けに販売されている、シマノのベイトリール。
スロージギングの基本性能を装備しながらも、2万円程度で購入できるコスパ抜群のジギングリールです。
近海スロージギングやライトジギングでなら、この1台で遊び尽くすことができます。
\ 初心者から中級者まで! /
中級者にオススメの本格派モデル
オシアジガー1500HG
「圧倒的な使い心地」と「超実践的なスペック」で、スロージギング中級者~上級者まで幅広く使われている王道のスロージギングリール。
ドラグの滑りが滑らかでラインブレイクを防いでくれるので、細いPEラインを使用したスリリングなゲームも楽しめます。
150gまでのジグを軽快に扱え、水深50mまでの近海であれば、場所を選ばずに使用できます。
- ギア比:6:4
- 最大ドラグ力:7.0kg
- 巻き上げ量:97cm
- PE糸巻き量:2/500m, 2.5/400m
キャタリナ15H-SJ
黒を基調としたシックなデザインで、ダイワから販売されている人気モデル。
アルミ製のT型ハンドルノブを採用しており、抵抗の大きい、大型ジグの巻き上げも楽になっています。
軽量で手に馴染みやすい形状なので、過酷なオフショアジギングを1日中通すことが可能です。
- ギア比:6:4
- 自重:485g
- 最大ドラグ:8kg
- 糸巻き量:99cm
- PEライン:1.5号/600m, 2号/500m
上級者向けのハイエンドモデル
オシアジガーFC1500HG
\ 汎用性抜群の大人気モデル! /
- ギア比:6:4
- 自重:430g
- 最大ドラグ力:MAX7.0kg
- 巻き上げ量:98cm(1回転あたり)
- PE巻き糸量:2.0-500m, 3.0-320m
ソルティガ15H/SJ
- ギア比:7.1
- 自重:480g
- 最大ドラグ力:8kg
- 巻き取り量:115cm
- PE糸巻き量:2号-600m/2号-400m
ソルティガIC300H-SJ
- ギア比:7:3
- 自重:405g
- 最大ドラグ:10kg
- 巻き取り量:98cm
- 標準巻糸量:1.5-500m, 2-400m, 2.5-300m
中深海ジギングにオススメ3選
オシアジガー2000NR-PG
200g以上のジグを操作するなら、こちらのタイプがおすすめ。
PG(パワーギア)にすることで、重いジグや大型青物の強烈な引きに対抗。
大型青物や中深海スロージギングを視野に入れたモデルです。左利きの方は「2001NR-PG」になります。
- ギア比:5:1
- 最大ドラグ力:10.0kg
- 巻き上げ量:96cm
- PE糸巻き量:3/400m, 4/300m
オシアジガーFC3000HG
\ 超ディープエリアの深海ジギングに! /
- ギア比:6:2
- 自重:630g
- 最大ドラグ力:MAX10.0kg
- 巻き上げ量:117cm(1回転あたり)
- PE巻き糸量:3.0-670m, 4.0-480m
マーフィックスN4-RH
- ギア比:4.4:1
- 最大ドラグ力:10.0kg
- 巻き上げ量:100cm
- PE糸巻き量:2号/1200m
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